2006年10月に初めて妻と黒部アルペンルートを体感しました。
(今だにその一度きりですが)
ちょうど立山に初冠雪があったばかりの時でした。
澄み切った鮮やかな青空に紅葉と雪化粧の雄大な立山連峰がくっきり映え、その美しさに見とれていました。
室堂に着いたときは、多くの人達がいたのですが夕方になると雪を踏みしめる自分の音しか聞こえない静寂で清々しい大自然に包まれました。
室堂のホテルの窓から富山湾に浮かぶ雲海に沈む夕景、自然が描く壮大で美しく刻々と変わるその映像に心奪われました。
今だに目に焼き付いている素晴らしい光景です。
翌朝、晴れ渡る室堂を散策中、山々に包まれるような尾根道に立っていると何か目が回るというか宙に浮いているような感覚(うまく言葉で表現できませんが)とても不思議な感覚になりました。
(妻も同じような感じがしたと言ったので錯覚じゃないんだと…でもとても不思議な感覚でした。)
本当に素晴らしい景色を見せていただき有難かったです。